数分間のエールを 

はじめに

数分間のエールを を見てきました。画像
デカいスクリーンいいね〜〜!!Hurray!の作品全部劇場の大きいスクリーンで見たいものだわ。Twitterで言ってる人をチラホラ見かけるんですが数エールってブルーレイ化とかされないんですか...?さすがにされない?
感想を書いていこうと思います。このnoteを書いている時点ではまだ映画は4回しか見てませんので浅いことしか言えていなかったらごめんなさい。

※ネタバレを含みます
※お前なんかが語れるのか?みたいな部分は多くありますが、全部自分を棚に上げた上で言ってます。気に触ったら本当に申し訳ないです。
※公式画像を引用している部分があります。

 

 

感想

いやーーーーーーまじで刺さった。泣いちゃいました。本当に、いつもHurray!に応援されています。本当にすごい。見終わったあと呼吸が出来なかった。世界がキラキラして見えた。感想とか見終わった直後に言えるわけないこんなの。
でもなんだか駆け出したくなるような感じ。勢い余ってぽぷりかさんに直接DMして見終わったあとの浅い感想とかお伝えしてしまった...ご迷惑おかけしてすみません...ファンとしてそういう事するのどうなの、ではある。

 

 

Hurray!の爽やかさで爽やかに伝えているだけで、伝えたいことというか伝えていることは全然残酷だなあと思った。

創作なんて、仕事でもない限り個人がその承認欲のためにする活動だし、無理して続けるものでもないと思う。それでも世の中には自分の創作物で人の心を動かしたいと思う人が沢山いるし、私もその1人だったことを改めて思い出させてくれた。
創作の世界なんて残酷だし、創作活動やってれば誰しも挫折の1回や2回するに決まってるし、才能や己の非凡さを感じることだってある。それでも自分の作品が誰かに届くと信じて作品を作るしかないんだった。
作った作品が誰かに届いて。評価されるのが楽しくて、嬉しくて。それが承認欲ってことだもんね。
人間の、ましてや作品の評価なんて他者との比較でしかないし、上を見れば上なんていくらでもいる。そんな何者にもなれない中それが無駄じゃないと応援してくれるHurray!にはいつも助けられている気がする。

 

 

というか規模感!!!凄すぎないか?映画って。映像作家だよ?映像作家って完全に裏方側だと思ってた。映像作家が表に立つ機会なんて、せいぜいFRENZとかvookのイベントの公演会とか、宮崎駿とか新海誠レベルの映画監督のインタビューとか、そういう機会くらいだと思ってたのに。
スポンサーまでついて、全国の映画館で公開されて、ここまで世間を巻き込むレベルで映像作家が表に立つことがあるんだ。(私の中では新海誠とか宮崎駿よりHurray!のが好きですけど)
Hurray!とか、擬態するメタとか、毎回映像が出る度にTwitterのタイムラインがみんなその話をするようになって、こういう人達の映像ってコンテンツだなって思う。そこまでの人達が作品作るってなると映画って話まで行くんだね。尊敬と言うか、憧れというか。この感情を表せる語彙を持ってないけど、映画でも「拙い言葉で表現するしかないんだ」って言ってたもんね。今回は感想書くのを放棄しませんでした(偉い!)。

 

 

キャラの話


朝屋彼方

元気な少年。Hurray!をそのまんま表現した感じ。とてもキラキラしている
表情とかまさに「まごつきさんのイラストの良さ全部出てる!!」って思っちゃった。
モノづくりを始めたばっかなのかな?と思ったけど、創作の世界で挫折している部分もしっかりありそうだった。
多分、自信があった絵を同じ大会とかに出して外崎くんに負けちゃったのかな?飾られてなかった所を見ると結構な差をつけて負けちゃってそう。見てて苦しいシーンだった。
それを転機に映像を始めたのか〜と考えると、一度挫折を味わったのにあの「とにかく前を見て」っていう感じの爽やかさは凄いと思った。そのへんも含めて「俺がHurray!だ!」って感じの子だった。
というか金持だなー!バイトとかしてるのかな?メインのでっかいモニターと横にサブで縦モニター、液タブとipad、iPhoneとApple watchも持ってる!すげ〜!!(ipadに菅原圭のcrash映ってたな)
私は初めて自分で買ったPCは、お金なさ過ぎて正月の初売り品買いに秋葉原へ駆け出しましたが、朝屋くんはどうなんだろう?
高校生で、映像初めて2年ちょいでdropboxでデータ管理?スゲ〜!!!!と思ってしまった。フィクションにマジレスするな。でもたしかHurray!もdropboxでデータ管理してるって言ってたような気がする。ここは親(?)の影響と言ったところなのかな?でも、映像初めて2年ちょい経つのに、検索履歴には「🔎MV かっこいい」みたいな感じになっててそれもまた可愛かった。
部屋着もかわいいね、ちゃんと着替えて制作してるシーンと、帰って着替える間もなくPCに向かうシーンのふたつがあってスゲー!衣装差分あるのすごい!(主に労力面)

体力すごすぎ!!車に追いつこうと自転車こぎ続けるのスゲ~~~。途中、自転車で転ぶシーンは臨場感がすごすぎて見てるだけで痛くなった。なんか昔あんな事故したことあるような気分になった。グエ~~

 

外崎大輔

いい味出してるね〜って感想の子。「創作活動」を絵に描いたような子だった。
すっっっっごい努力してて、成功体験もしてて、それでも自分の表現したいことも今後の未来もすごく迷いながら生きている感じ。
朝屋くんを1回挫折させてるはずなのに、
「あんな賞とらなければ才能があるなんて気づかずに済んだのに」みたいなセリフを朝屋くんに直接ぶつけちゃうの、壮絶!(まあ外崎くんが、朝屋くんの挫折に自分が寄与していることを知っているかは分からないけど)
こんなこと言われたら私だったら寝込んじゃうよ。このふたりの関係...なんで友達としてやっていけてるんだ...?お互いにない部分に惹かれあってるとかなのか...?

外崎くんはこの作品で「美大(=創作の世界)を諦めた」側の人間なんだね。自分へのケジメとしてスケッチブック捨ててたのかな?マジでこれも見てて苦しい。私も受験への怨念を立ち切ろうとして、第1志望の大学落ちた時に参考書とかノートとか全部捨てたなあ(しみじみ)
でも最後のシーンにはノートの右下に絵描いてた。「もう絵なんか描かないぞ!」になってなくて良かった。後日談でも絵の本手に取ってたしね。ふ〜〜(安心して息を吐き出す音)
すごい和風な家だし、家の慣わしで剣道とかやらされてそう。部屋のブラインド?カーテン?も和風のすだれみたいな感じだったし。観葉植物とか瓶とか置いてあったしね。
外崎くんにはジョジョの真似して「やれやれだぜ...」とか言って欲しい。


織重夕

朝屋くんと対局みたいな人だな。でもこれも外崎くんとは別の方向性から「創作活動」を絵に書いたような人だったな〜
すごいクールな人でかっこいい!黒髪美人で第一印象でモテそう。長髪時代の先生も綺麗で素敵だった!なんか全体的に「まだ先生になりきれていない新任」な感じがして面白かった。ピアスとかしてるしね。いいのかな、自由な学校だ〜!
自由で言えば、以前ぽぷりかさんにお会いした時に「高校生がスマホを教室でいじっていることに違和感は感じますか?」みたいなことを聞かれて、私の通っていた高校はスマホ禁止だったみたいな話をしたら驚かれたの思い出した。実際どっちが普通なの?教室にスタバの袋とか置いてあったけど、うちの高校であんなのやったら結構怒られそう!まあ紙袋が置いてあるだけで、朝スタバ寄ってから登校してるとは限らないけど…
織重先生も、高校生相手に「それ以上は近づかないで」だって(結構朝屋くんの行動が変なシーンは多かったけど)。初出勤定時みたいな時間で帰ってるし、結構立ち去っていくシーンが多い。なんか全体的にドライだし、テンポ感が面白かったな。語り方も詩人って感じだったし。真面目そうだし努力の人なのかな?
100曲作ったんだって。すごい。
この記事書きながら私は何作品作ったんだろうって考えたら、作りきったで言えばそこまで多くないのかも。何だったかの講演会でぽぷりかさんが「作品は作りきることに意味がある」みたいに言ってたの思い出した。そう考えると100は絶対にないな...50あるか...?って感じ。それが私の弱さだ...うう...
作品が伸びなくても100曲作れたの凄すぎるわ。でも心折れて投げ出しそうになったことも何度かあったっぽそう?だんだん作ることが苦しくなって行く表情がとても刺さった...見ていて苦しかった。
それでも諦め切れなかったんだよね。だからこそバス停で歌ってしまったし、ライブハウスで最後に歌う機会を設けた。教員という職業について、真面目だからこそ外堀から埋めて、親とかも納得しそうな道に自分を無理にでも持っていったんだよね。ここも苦しい...
かすかに残った情熱の心を朝屋くんが大きくしてくれたんだな...。これで辞表出してますけど、実際はこの後にも生活を天秤に乗せた苦しさが待っているわけで、そこまで含めて考えると苦しくなってくる。残酷だ...
個人的にはMVを見たあと、最後の会話で朝屋くんに感想という感想を言わず、ありがとうを並べたところがリアルでグッときました。


中川萠美

変換ムズすぎんか?全然出てこなかった。明るくてめちゃいいギャルだ!巨乳ギャルだ!制服の気崩し方もめちゃギャル。これもうちの高校だったら怒られてるだろうな〜
感情的なギャルだけど、言ってること深くて面白いキャラだった。
ベースで殴るシーン怖すぎた…あれは大きいスクリーンでこその臨場感ですね...後日談でおばあちゃんに向かって歌ってるの可愛いな!可愛い孫って感じで微笑ましい限り。

 

 

技術とか表現とかの話

どこから話そうかな...

 


まずは再現性の話?


金沢は旅行で2回しか行ったことなくて、細かいことまで覚えてないんだけど、なんか交通標識が額?みたいな枠に入ってて、そんなんあるんだ!雪とかの影響なのかな?関東でしか生きたことがないからわからないや。あの公園とかも実際に存在しているのかな?だとしたらいつか聖地巡礼したい。

 

 

雲

いや雲がきれい!!!全部!!
公式が発表している事前公開映像とかから引用してくると、

こういうの。ほんとにきれい。これは板ポリでこういうイラストなのかな?それとも3Dオブジェクト?雲があるだけで空気感の広がりがわかりやすく広がる気がする。

過去のHurray!の映像だと、コンセプトムービー2とかに出てくる雲もやばい

今回の映画のHPの待機画面(?)(ローディング画面?)にもなってるし雲はやはり絵としての魅力の一つなんだろうな。

 

光のノイズについて

今作、全体的に光にノイズが入ってて面白いなと思った。

↑これの、

左上のこの部分とか。

 

あとはスポットライトの淵とか。

オブジェクトの、ハイライトとシャドウの境界とか。

 

結構いろんなところに入っていたんだけど、入ってない部分もあったような気がする。どういうふうに分けているんだろうと思ってすごくおもしろかった。

 

トゥーンのハイライトとシャドウの境界にノイズを混ぜるのはやったことあるんだけど、

ゴッドレイみたいな部分の表現どうやってやってるんだろう。

拙作ですが、私が前に似たような表現した時は光の筋となる形のオブジェクトをそのまま置いたんだよね

でもこの処理だと光の端の部分にノイズ混ぜるなんてできるのか、、、?
ひょっとしたらコンポジット側でやってる処理なのか?
なんとなく、乗ってるノイズにも筆みたいなブラシみたいなテクスチャを感じるんだよな。技術の話は今後発表されるって言ってたから、それを待つことにしようかな。これの話してくれるといいな

 

 

目の光沢

最初のほうのシーンはわかりやすく、朝屋くんの目に見ているモニターの様子が映ってる。これもどうやってやってるんだ~~~~!!!これもコンポジットなのか???
最初のほうに見てた映像、コンセプトムービー1みたいな色遣いしてたけど合ってるかな?それも一応別途新しく映像用意してるのかな?だとしたら手間がすさまじいことになりそうだけど

初めて織重先生を見た時の目にも先生が映ってるしね。



 

ブラインドの光沢

このシーンに出てくる、窓のブラインドがキラキラしてる!!ってことは板ポリ重ねてる状態じゃないってこと???ここのモデリングまでHurray!がやったかどうかはわかんないし、一応モデリングは別の人がやった的なことはエンドロールに書いてあったけど、作りこみスゲ~~~!!!私だったら板ポリにしちゃうよ。絶対ここキラキラさせようなんて発想も出てこないよ~~~~

 

 

雨の表現

雨自体は過去の作品みたいな感じでいくなら雨はstardustで作ってるのかな?すごい綺麗に玉ボケしてるしAeで合成してAeでレンズブラーさせてるのかな?たしかGeneric Riot!!の時は雨はAeで作ったって言ってたし。

傘に滴る雨なに~~~???すごすぎか???どうなってる??傘が落ちるシーン(傘の傾きが変わるシーン)でも傘の外側に向かって雨が落ち続けたからマテリアルで処理してるのか。ひょえ~~~~

 

サンフレアの話

これも雲と一緒で手書きなのかな?

予告編とかには写ってないけど、フレアのアイリスもこんな感じの五角形をしてた気がする。

さすがにうろ覚えだけど。
これもアニメ感があってすごくよかった!どうしてもOptical flaresとか使うとフォトリアルになっちゃうから手書きにするしかないのかな?これblenderとかでどうにかなるの?

 

映像全部の、映像作品としての感想

なんかHurray!の集大成って感じ。すごい。過去の作品を全部感じる。

織重先生が赴任してきた話を美術室で話してるシーンとかは自転車協会の映像を感じた。あそこのシーンの表情、まごつきさんの絵の良さが全部出ててマジで良かったな


織重先生のライブ聞きにライブハウス入るシーンはモナークのOPを感じたし、

 

教室のシーンは過去に囚われているを彷彿とさせた。

 

最後の未明のMVはSKETCH TIMEみたいな要素沢山あるし、


それこそ未明の輪郭の雰囲気はGneric Riot!!っぽい感じも出てた

 

カメラワークとかは雨とカプチーノみたいだった。

 

だって動き出しが4年前でしょ?制作期間かぶってる時期沢山あるよね
というか複数作品同時に進行できるのすごすぎる!私にはそれは絶対にできない気がする。どういう風に管理しているんだろう。4年もかけて作ってると、工程一覧並べたらすごいことになってそう。どひゃ~。

 

ちょっと前から思ってることだけど、これはぽぷりかさんがなのかな、すごいペルソナ5に影響を受けている気がする。推しの影響受けているものと聞くとなんかわくわくします(気持ち悪い)。過去に囚われているとか、あなたから聴く物語とかが結構顕著かも。

ペルソナ5もめちゃデザインいいゲームだしな~。グラフィックデザインが良くて動画数本見たりした時期もあったから、これに影響受ける人も多いんだろうな。って感じ。

 

最近まごつきさんのtwitterをさかのぼっていたら、全然映画のことなんて発表してない時期から登場人物の一枚絵あげてるのを見つけて、「あの時の絵!!!!数エールだったんか!!!!」とクソデカ感情になりました。

映画も3Dアニメ映画とゲームPVとかの中間って感じでめちゃ雰囲気好きだったな。

ここまで書いて6000文字。書いてたらいつのまにかすごい量になっちゃった。
映画見てるときはもっと色んなこと思ってるはずなのに、映画終わってすぐスマホ開くけどその時にはもう少しずつ抜けてきちゃってて悲しい。もっと言いたいこと沢山あるはずなのに!!

 

 

終わりに

まだムビチケが5枚ほど残っているので、まだまだ観に行きます!いい映像なんて何回見ても良いんだから!見落としてる部分もまだまだあるかもしれないし。

この記事書きながら思ったんですが、Hurray!は私たちに声援をいつも投げ続けてくれるけど、Hurray!の御三方はそれじゃあエールが受け取れない!人にエールを送るような映像を作る人はそんなに多くないし、Hurray!の御三方にもファンからのエールを受け取って欲しい!!それこそ映画を沢山見るとかがエールになったりもするんだろうけど、私はこの場を借りてエールを届けたい!!届くかどうかなんて関係ない!やる!!

Hurray!の御三方へ
本当に大好きで、映像いつもワクワクしながら見てます!!本当に、本当に応援してます!!!!フレー!!

 

この長い文章をここまで読んでくれてありがとうございます。

映像制作頑張ります。

 

 

紙雨楓

ありふれたせかいせいふく 制作裏話

おはようございます
最近、原神にハマっています。花粉も落ち着いてきて過ごしやすくなってきましたね。でもまだ薄着で寝るとさむいです。

 

 

半年前くらいに制作したMV、「ありふれたせかいせいふく」について制作裏話とかを書いていけたらなって思います。

youtu.be

楽曲はピノキオピーさんにお借りしました。ありがとうございます。お世話になる頻度が結構個人的に高い気がします。
いつか認知されたいな。

 

昨日の夜nekosoraとお互いの制作裏話を紹介しあう通話をやってたらこういう風に書きたくなってきたので書いていきます。

初めてプリプロからしっかり目に組んで、個人的には結構頑張った作品だと思ってます。

作った当時は大学一年生だったので、入学してはじめてのテスト期間もあり、スランプにも入りつつ、プリプロを組み始めたのが5月下旬なのに公開は9月になってしまいました。

でも、それなりに結構頑張って作ったつもりなのでよければ読んでくれると嬉しいです。

 

色について

まずは配色についてです。今回は大きく5色で構成されてます。

・黄色 (#CCC024)

・ピンク (#C75D5D)

・水色 (#72B6C3)

・白 (#EDEDED)

・黒 (#484848)

ですね。まあほんとはもっと使ってます。

その中でもメインになる色は上の三色です。

今回は、色の三原色をベースに考えました。赤、青、黄色という色の三原色は混ぜ合わせると黒になります。後でストーリーについても話すんですが、この黒という色をストーリー的に大事にしたくて、それでこの三色を選ぶことに決めました。でも原色にはしたくないので調整はしました。

背景色が黄色なのはリファレンスに大きく影響されてるからです。

 

ちょっと話がずれるんですが、私Hurray!の大ファンなんですよ!!
まじでもう大好きなんで今回の作品とかマジでどこからリファレンスとったかバレすぎてて恥ずかしい!!

黄色い背景は過去に囚われてるに影響されすぎてる当時の私です。私ひとりで再生回数5000回くらい増やしてるんじゃないかな。大好きです。

 

 

映像について

映像を1シーンずつ見ていくやつをやっていきます。

とは言っても全部はやらないけど

 

 

まずは最初のシーンです

世界観をわかりやすく出すために教室を映しました。今回は尺も短いし前奏もやらないことにしてたので世界観を最初のほうに詰め込むのが大事かなって思いました。

今みると机の角度をある程度バラバラにすればよかったなって思います。

で、トランジションですね

なるべく、綺麗な繋がりを意識して作ってました。
前半は結構全体的に繋がりが綺麗にまとまってます。後半はコンテ描くのが前半と2週間くらい空いちゃったからトランジションとか全然意識できてないからそこは反省してます

 

 

次に、「いじめっこ いじめられっこ」部分です。これは対比がわかりやすいね。

いじめっこ→バットっていう「いわゆる」を作り出してます。アニメ帳だし、結構デフォルメして伝えたかった部分もあるからまあこんな人が現実にいなくてもヨシ!って感じですね。

いじめられっこは机の上に花瓶とハサミが刺さってます。

こういうの漫画で見るたびに「花をわざわざ買ったのかな?」とか思っちゃってました。机の上に文字とか書きたかったんだけど、目が文字に行きすぎちゃうし、これもちょっとデフォルメで文字とか入れるの微妙だったんで入れませんでした。

うまく伝わったかな、、、?

 

 

「大発見」の部分です。
ここはストーリーを進行させてるんですよね。ストーリーはさっきも言ったように後で書くんですが、言わなきゃ誰にも気づかれないようなストーリーだからこれなんのシーンかよくわかんなくなってしまったんです。悲しい。

動きは限界合作6のすもるめの動きをリファレンスにしてます。

ちゃんと中に入ってた花がそのへんに置いてあって面白いですね。視線誘導を中央にしてるから誰が見るねんって感じだけど。
「大発見」部分のあとに「カァーーーン」っていう音が入ってるので花瓶を割ることにしました。

物理演算はよくわかってないので頑張って手付けのアニメーションさせました。

それっぽく見えるような気がするのでヨシ!

 

 

「かっこいい子もかわいい子も」部分ですね

ここは正直妥協です。かっこいい と かわいい で何も対比になる、ストーリーに影響するものが浮かばなかったから友達に聞いたら帰ってきた「悪魔と天使の羽」っていうのをそのまま持ってきました。

悪魔の羽から天使の羽へのグリッチも正直納得していないです。でも、、、これは、、、まじで浮かばなかったんだ、、、許してください、、、

 

 

「キミのものだから」部分です。

実は最初のほうにもうミク出てるんですが、あれは設定のために入れたのでちゃんと表情を出すのはここが初です。ミクが悲しいっていう表情をさせたかった。かわいいですね。

ここで作ってるときは表情の大きな要素は目だと思ってたんですが、その後ぽぷりかさんの話を聞いて、表情に一番大事になのは口だと知ります。だからサビとかは結構口が意識されてるかも。

ここもストーリー的な部分です。でもそんなに要素としては大きくないけど。

 

 

「嘘でも本音でイエスのアンケート」部分です

ここはMVっぽくしたかっただけですね。Geometry Nodesで組んでます。
結構いい感じになったと思う。

 

 

「痛いのは嫌だから」

「痛い」でいじめっ子側もいじめられっ子側も両方写しているのは「いじめるのもいじめられるのもきついんだぞ」って意味があります。

いじめる側の何がきついねんって感じですが、「先生だって怒りたくて怒ってるんじゃないんだ!!」とか言い始める教師みたいなことではなくて、なんかこう、いじめるのも理由があるし無意味じゃない、みたいなことを言いたいんです。(語彙力)

理由があるとかいうといじめを擁護する反社みたいになるんですがそんなことはないんです!!ほんとに!!

花瓶は割れてます。誰かが割ったんですかね。まあ先程教室の前で割れてたので何かがあったんでしょう。

 

 

「痛いのは嫌だから逆らえないじゃない」

これも過去に囚われているのMVに出てくるグリッチ的なことがしたかった部分ですね。ぽぷりかさんの映像みてると結構こういうグリッチが色んなところでちょこちょこ出てきます。あとレンズ補正。でもやっぱり本家と比べると見劣りしちゃうな。そりゃそうだよね。ぽぷりかさん大好きです!



「ありがとうもおはようもごめんなさいも全部」

ここは背景がどんどん入れ替わっていますね。最初から順に教室→階段→下駄箱→屋上です。

ここは結構実は言いたいことがあります。

ストーリーも結構影響してくるんですが、とりあえずその辺は後にするとして、

まずミクの動きですね。頑張って手付けしました。地獄だった。めちゃめちゃ参考にしたMMDのモーションはあるんですが、まあそれとはかなり見劣りするクオリティになってしまいました。人体モーションってムズすぎない?頭抱えて首振ってってだけ見せたかったからそれだけアレしといたんだけど右腕ずっとピーンと張ってるし、今思うとやり直したくなってくる。でもこれ作るのに丸1日くらいかかったからもうやりたくはないかなって思う。こういうジレンマってみんなあるよね。ない?

最近、人体モーション悩みすぎてmocopiの導入を検討してます。品切れでまじで手に入らないけど。っていうか今はグラボとかメモリとかモニターとかそっち増やしたくてお金を貯めてるからさすがにそっち優先かな。でも人体モーション使った映像もたくさん作りたいからもっと練習しないとなって感じです。やっぱやりたい映像をやりたいもんね!

あと地味にミクが歌詞に合わせて歌ってます。これは過去に囚われているでも雨とカプチーノにも導入されていた表現ですね。一回やってみたかったんです。

 

で、画像3枚目の下駄箱部分です。靴ないの?とか思わないでください。ちょっとここは入れないことにしました。妥協といえば妥協なんですよね。まあでもストーリー的に解釈が生まれるからいいかなって思って入れてませんでした。あと地味に下駄箱のトポロジーに、何しても消えない斜線が入っちゃって、そこもすごい嫌でしたね。でも動き激しいし視線誘導的にギリギリばれないかなと思って採用。これは完全に妥協ですね。こういうところやぞ。

ほんで画像4枚目。これは屋上ですね。屋上なんて普通は入れないよね。アニメとかだと平然と入ってるけど。それはそうと、花が植えてありますね。いじめられっこの机にあった花は学校内で栽培されてたのか、、、まあいじめてる人にお金は使いたく無いですよね。花って地味に買うと高いですし。

 

あと、二枚目なんですが、コンテが酷すぎて面白いんですよね。


コンテとして成立してません。なんだこれ。画角も何もかも違うじゃないか。なんだ「泣」って。まあでもチーム制作じゃないし私がわかればいいか。

 

 

「懐かしい言葉になる日が来るの」部分。

ここはミクが落ち込んでいるのと、ほんとにつらくて泣いてるのとで2シーン用意しました。カットは分けたけどこの二つですね。

前半はだれもいない教室です。ミクがうつむいています。ここもストーリーの解説で話します。

後半はミクが泣いているシーンですね。アニメ系の涙がうまく表現できました。

この涙のオブジェクトは完全プロシージャルで再現しました。屈折率をうまいこといじって白い部分と透明な部分を分けています。地味にボリュームも使ってますね。ここには貼りませんがノードを見ても難しいことは何もしていません。発想の勝利って感じがしてこれができたときはすごく嬉しかったです。形はシェイプキーで調整しています。

つぎに表情ですね。

このときには口の重要性を理解したつもりになっているので、口もそれっぽくできてます。えらい。今見ても結構よくできてますね。とってもかわいいな。

あとは文字の動きですね。

ここを手書き文字にしたい理由はインパクトだったんですが、今思うと統一感が無いし別の手段にしてもよかったんじゃないかなって思いました。まあでもカッコいいし、作った時は満足してたからギリ、ヨシ!としましょう。

ここはipadで文字を書いて、時間置き換えとマスクでうまいこと手書き風を再現しています。ふたつ書いて前者を採用しました。「言葉」とかは後者のが気に入ってるんですが、これは全体のバランス見て決めました。字は汚いです。黙れ。

文字がこんな感じなのはいつかやってみたかったんですよね。ニアとかの文字、カッコいいじゃないですか。一度やってみたかっただけです。

一度やってみたかった程度の思いなのに、こういう所で全体の雰囲気として合ってもいないのにやってしまっていいのかという話に関してはまあ自主制作だからいいかなってことで採用しました。とは言ってもこれはストーリーとかでも言い訳できないんですよね。「自分の弱さのひとつはこういう所なんだろうなー」と実感させられます。

 

 

「十四歳も四十歳も踊ろう」

ここも雨とカプチーノをリファレンスに受けてますね。ラスサビ前のCメロ部分。今見ても特に文句はないかな。

流れが結構綺麗に出来てる気がします。

うーん、可愛い過ぎる。今回の作品の中で1番かわいい。

 

 

最後のグリッチ(?)

誰が気づくねんって感じですが、寂しいって書いてあります。ここもストーリーに沿って文字を入れてます。このシェイプは何かって話ですよね。これは当時の私が何かしらちゃんとした意図を持ってやっています!でも覚えてません!ごめんなさい!


「みんなを助けて」

ここでは左上から、世界観が崩れていって真っ黒な世界にミクが取り残されていく表現です。限界合作10でアオイハルさんがやってたやつの逆ですね。これのリファレンスはなんかのアニメだった気がします。何かは忘れたけど。後ろの崩れていく図形はGeometry Nodesで作りました。ぬびさんに教わりました。実はblenderを始めたころから、ずっっっっっとお世話になっている、私のblenderの師匠です。まじで技術力半端ない。

ここの歌詞がストーリーの軸になって構成されました。

ここは表現としてめちゃめちゃ気に入ってます。影と輪郭が白くなる部分とかは全部After effects 2022のトラックマットでやってるんですけど、ほんとうに頭の体操すぎる。なんなん?まじで混乱しました。あれ視認性低すぎるし、ほんとになんなん?

ノードベースにしてほしいな。blenderのコンポジットでやればよかった。

表情もうまくいきました。カワイイネ---

 

ストーリーについて

散々ためてきましたが、もうストーリーが見えてきたかな、、、?

というかストーリーが映像で見えてなきゃいけないのよほんとは。

ストーリーとしては、「本当にひとりの世界」を目指しました。

この世界線で、本当にミクはひとりなんですよ。

ミク以外の登場人物もいるはずなんです。いじめっことかいじめられっことか、クラスメイトとか。でも誰も出てきません。ミクは本当に一人ぼっちで、寂しいんです。

クラスの中で、いじめてもいじめられてもいない。立ち位置として、かっこいい子というわけでもかわいい子というわけでもない。(いつでも初音ミクはかわいいけど。)

そんな世界線が描きたかったんです。

設定として、花瓶はミクが割りました。誰かに相手してほしかったから。でもそれもまた「誰かが割ったもの」としていじめられっこの席の上に置かれます。

ミクだけの教室は、移動教室とかで誰もいなくなった教室をあらわしています。誰もミクを待ってくれないんです。

階段の踊り場も、下駄箱も、誰もいません。本来なら人がいてもいい場所なのに。

屋上が入れる学校なら絶対屋上はだれかいると思います。でも誰もいません。

ミクは寂しいんです。だから、ミクの心の中は真っ黒な世界に一人ぼっちなんだぞってことで、「みんなを助けて」のあの演出を採用しました。
自分じゃなくて、おかしいのは皆なんだと思いこんでいる。そんなミクの世界線でした。(ここで「思いこんでいる」と書くとミクが間違っているようにも感じますが、どちらに正しさがあるかはここでは定めていません。)

だから常に浮かない顔をして、教室でもいつも下の方を向いて、椅子に座ると落ち込んでいたんですね。

結構がんばってストーリー考えたから、もっと見てわかるような映像にしたかったな。

多分プリプロが甘い。今後はもっと頑張っていきたいですね。

 

 

おわりに

いかがだったでしょうか。はじめてこんな制作裏話を書きました。

まあ最近Twitterのサブ垢に解説になっていないコンポジット解説を載せたのですが、あれは特に設定とか世界観とか載せてないのでね。
いやー、書くの難しかった。うまく伝わるかな。まあ質問とかあれば受け付けてます。いつでもDMまでお越しください。というか書きすぎた。6200文字だって。意外と書けるもんだなあ。

 

 

これを読んでの感想とかもくれると嬉しいです。泣いて喜びます。

 

これからも紙雨楓をよろしくお願いします。